top of page

「ホセア書に親しむために」

◆本日は2025年間聖句からの礼拝メッセージです。新約聖書・マタイの福音書では「アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図」(マタイ1:1)と書き出しています。これは分厚い旧約聖書の柱が何であるかを手短に表しています。ホセア書の位置をその中に見つけようとすると、「ダビデ」の系列になります。

◆預言者ホセアが活躍したのは「イスラエルの王、ヨアシュの子ヤロブアムの時代」(ホセア1:1)。このヤロブアム2世は41年間という長期政権を築いた王ですが、その記述はとても短いことも特徴です(参照:第二列王記14:23-29)。同じ時代に活躍したのは、アモスとヨナです。第二列王記の7節の中に、ホセア、アモス、ヨナという3つの預言書が隠れていることがわかると、なんだか高揚を覚えませんか?

◆そして、このヤロブアム2世から、重要な王を順にさかのぼると、エフ―(第二列王記9章エリシャから油注ぎ)、その前はアハブ(第一列王記18-19章エリヤとの戦い)です。このアハブ王の妻イゼベルは、北イスラエル王国に偶像であるバアル崇拝をもたらし、繁栄させ、強気な人物で有名ですね。そのアハブ王からさらに6代さかのぼると北イスラエル王国の初代ヤロブアム王になります。彼は、ソロモンの息子ではなく、部下でした。ソロモン王に忠実に従わず、民にそそのかされてその気になって王となり、民をつなぎとめるためにダンとベテルに金の子牛の祭壇を建てて、主に背いた王です。そうした時代が続いても、主は預言者を通して語り続け、民を決して断ち切りません。この主の熱心が民を救うのであり、主に立ち返ることをめげずに語り続けるのが預言者の役割です。どんな時代にも、どなたが王であり、どなたに仕えるのかが求められています。

最新記事

すべて表示
「被災から考えること」

◆このコラムは1/20月曜日に書いています。この週の木曜から金曜日は能登半島へ同名教団の災害部長として行ってきます。初日は支援活動の報告と支援団体の集い、2日目は被災地と活動の見学予定です。会合がある金沢市近郊から能登半島へは2時間弱。7月に行った際にも、隆起や分断した道路...

 
 
 
「聖餐礼拝について」

◆私たちの教会は昨年から新たな取り組みとして「聖餐礼拝」をささげるようになりました。これまで月1回、通常礼拝の中で執り行われていた聖餐式ですが、それを中心とした聖餐礼拝に切り替えました。回数は年4回(予定)になりますが、各回でより知的、感覚的に、印象深く聖餐式を味わうためで...

 
 
 
「恵みと努力」

◆新年になり、個人的な目標を立てる方も多いと思います。今朝のみことばはそうした目標を立てる際にまず覚えておきたいことを踏まえます。ここではもう少しリラックスした内容で分かち合います。 ◆私たちが目標を立てる意味は何でしょうか。ちょっと成長したいから、自分の願いを明確にしてみ...

 
 
 

Comments


福岡めぐみ教会

日本同盟基督教団

Fukuoka Megumi Church

日曜礼拝

 歓迎主日礼拝 10:30am-12:00pm

お問い合わせ

〒819-0041
福岡県福岡市西区拾六町1-22-19

メールはこちら

​電話番号は0922042386

© 2014 by Fukuoka Megumi Church. Proudly created with Wix.com

bottom of page