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「日本宣教のリバイバル」

執筆者の写真: 大塚 史明 牧師大塚 史明 牧師

◆歴史は車のバックミラーのような役割をします。歴史はただの過去ではなく、それを正しく見つめることによって、これから正しい方向へ進む手助けをしてくれるものだからです。日本宣教の歴史、特に近代プロテスタント宣教で言えば、1846年に琉球(沖縄)へベッテルハイムが上陸したのが最初でした。その後1859年横浜にヘボン(ヘボン式アルファベット)をはじめとした宣教師たちが上陸します。医療を中心に活動を始めますが、やがて塾を開講し(後のフェリス女学院)、そうした働きが日本各地にプロテスタント・ミッションスクールを広める一端となりました。宣教師として来日したヘボンの本来の目的である福音宣教が本格化したのは1872年以降でした。

◆その年、横浜で1週間の祈祷会が開かれました。資料によると、毎晩「使徒の働き」を読みながら共に祈ったそうです。予定の1週間を終えても祈祷会は続けられ、翌週には多くの武家出身の日本人が入信したそうです。こうして1872年3月10日には9人の日本人が洗礼を受けました。これが「横浜バンド」と呼ばれ、彼らから目覚ましい宣教の働きがなされていきました。

◆私たちがいる九州にも「熊本バンド」と呼ばれるリバイバル(劇的な回心運動)があります。熊本洋学校の教師として招かれたジェーンズは一人で20科目(!)教えたそうですが、自宅で聖書研究会を開き、35名の生徒が信仰へと導かれ、「花岡山」で信仰の誓いと結束を立て、同志社で学んだ後日本各地で宣教の働きに従事しました。クリスチャンと聖書と祈り。そこに交わりが生まれると必ず主が救われるたましいや、働き人を送ってくださることを歴史から知ることができます。私たちのゴスペルハウスの良き励ましですね!

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