top of page

福岡めぐみ教会

日本同盟基督教団

「次の教会のすがた(その12)」

◆本日は教会総会です。私も着任して初めての総会になります。祈りつつ準備をしましたが、年に一度の教会の意思決定のとき。一人ひとりに御霊が豊かに注がれて、この福岡めぐみ教会が主の教会であることを確認し、新年度に向けて整えられたく願います。教会は歴史的にも「会議」を大切にしてきました。それは「主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つです」(エペソ4:5)と記されているように、様々な年代や背景の私たちが主によって一つとされていることを、会議を通しても学び、体験するからにほかなりません。それぞれに与えられた信仰は一つであり、その与えた方は同じ御霊であることを、議事進行や質疑応答を通しても味わうのです。私たちは同じキリストを主と告白し、ここで一つに集められた神の民です。

◆聖書では有名な「エルサレム会議」が使徒の働き15章に記録されています。議題は、異邦人は肉体の割礼を受けなくても救われるのかということでした。それについて「多くの論争があった後」(使徒15:7)、人はただ信仰によってのみ救われるという結論に達し、偶像礼拝と淫らな行いを避けることだけを指示して決着しました。その主語が「聖霊と私たち」(15:28)であったのは重要な部分です。教会の営み、会議も聖霊が導きます。また、ただ聖霊なる神だけにその責任を押し付けるのではなく、私たちも主体的になって決議したことを守り行っていきます。教会会議は聖霊なる神の決定であると同時に私たちの決議でもあります。総会で御霊が豊かに働いてくださるように、祈りつつ、自我を明け渡して臨みましょう。また、他人事ではなく自らが当事者「私たち」として教会の歩みに重荷を持たせていただきましょう。2023年度も聖霊と私たちはともに歩み行きます。

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

◆教会の印刷物には週報、月予定表&主との交わり、奉仕者表、執事会や会計報告書などがあり、毎週けっこうな量が発行されています。本日も多く配布されていますが、一つひとつ必要なときに確認していただけるようにと願っております。その中で、一つ大事なお知らせがあります。執事会報告書の最後の項目にあるように、この12月をもって水曜夜に行っている祈祷会をやめることといたしました。「え、祈祷会なくなっちゃうの?」「

◆すべての人に必要なものとは何でしょうか。食べ物、楽しみ、人生の意味、よりどころ、経済的基盤、教育・・・さまざま思い浮かぶことです。もし、ひと言で表すとするならそれは「福音」です。まさに、今年の教会テーマですね(しつこいくらい繰り返しますよ、大切なことなので♪)。では、どんなときに福音に生きるのでしょうか。実は、すべての局面、あなたがどこにいても、何をするにしても、福音はその必要を満たしてくれます

◆先週火曜(10/10)は連合婦人会が当教会を会場にして行われました。「ゴスペルって何」と称し、賛美についての聖書メッセージから教えられ、ゴスペルソングのワークショップで実際に体験してみました。講師の佐藤耕二師、美香師、そして新名さんが本当によい働きをしてくださり、私たちに多くの励ましと喜びを与えてくださいました。準備、ご奉仕くださった姉妹方に感謝します。私もこの機会が与えられたことを主に感謝して

bottom of page