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「次の教会のすがた(その14)」

執筆者の写真: 大塚 史明 牧師大塚 史明 牧師

◆「彼らはみな・・・イエスの兄弟たちとともに、いつも心を一つにして祈っていた。そのころ、百二十人ほどの人々が一つになって集まっていた」(使徒の働き1:14-15)。教会は集まりを大切にします。教会を表す言葉=エクレシア(希語)が「呼び集められた者たち」を指すことも以前シェアさせていただきました。そして、使徒の働きでは集まり=祈りをしていたと意味する箇所がちらほらあります。ただ集まることではなく、祈りをともにしていた。それは普段の光景であり、また特別な祈祷会(例:使徒12:12捕らえられたペテロのために)や宣教師の派遣の祈り(13:3)を持っていたこともあります。要するに、何かにつけて祈る集まりが教会であったとも言えます。そう、私たちは神さまに祈る集まりなのです。 

◆先週でエペソ人への手紙をいっしょに読み終わりましたが、その最後は祈りについて教えられていました。それに連鎖するように近頃、祈りについて個人的に変革がもたらされている気がしています。それは本当に単純なことですが、祈りは神との直接の交わりが持てるかけがえのない時間であるということです。祈るとき、それは独り言や一緒にいる人に聞いてもらうためではなく、ただ神がその姿を見ていてくださり、聞いていてくださり、最善を時にかなった答えをくださるからです。祈らないと分からない神さまとの交わり。祈らないと経験ができない神さまとの交わり。そんなことが私に大きく迫っています。そして、個人的な祈りとともに、教会で祈ること。それはとりなし手として祈ると同時に、自分のことを祈ってもらうことを意味しています。それがどれほど励ましとなり、福音に生きる原動力となり、罪から立ち返らせる力となっているのかははかり知ることができません。感謝!

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