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「次の教会の姿(23)」 

◆春からの「福音」シリーズの礼拝説教はいかがでしょうか。説教は語られ、聴かれること。そして自分がどのように聴いたのか分かち合うこと、自分に与えられた願いや思いを祈り合うことによって、さらに実を結びます。現在は祈祷会、エステル会で礼拝メッセージの分かち合い、応答をしています。ぜひ、一人ひとりが受け取ったことをシェアしてみてください。みことばは私たちを生み出し、建て上げ、変革する力を持ちます。今回は礼拝説教の構造について学んでみたいと思います。礼拝メッセージは主に3つの柱を意識しています。①私たちが何を信じるか、②私たちはこの世界をどのように見るべきか、③私たちは何をすべきか、がありこの順に沿って紹介していきます。

◆①私たちは何を信じるか:これは永遠に堅く立つ神のことばからくみ取ります。発信者は神であり、説教者はその取り次ぎ(中継)をし、聴衆は受け取り手です。神ご自身は変わることがなく、常に真実なお方であり、真理のことばを聖書として与えてくださいました。また、その聖書が開かれるとき語ってくださるお方です。説教者が神のことばをまっすぐ、曲げず、薄めず、また確信をもって明瞭に語れるようにお祈りください!

◆②私たちはこの世界をどのように見るべきか。これは神のことばを聴いた者だけが正しく思考し、思索できる部分です。これは普遍・不変の聖書の真理を、現代に照らし合わせていく作業です。現在起こっている世界での出来事、自分の人生などについて小さなことから大きなことまですべてを神のことばを通して見ていきます。この作業を繰り返し、習慣づけることで、聖書に立脚した視点が確保されていきます。

◆最後は③私たちは何をすべきか、です。聴いて、考え、理解し、そして行動が出てきます。①と②を省略して行動に移すと神を置き去りにしているので、大なり小なり失敗や失望をし、何より主の栄光を損ないます。福音に生きる道は深いものですね♪

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