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「聖書を読むときに働く聖霊」

執筆者の写真: 大塚 史明 牧師大塚 史明 牧師

◆聖書は、特別な人にだけ理解できるように書かれたのではありません。実は、誰が読んでも理解できるように記されています。ただし、それには一つのコツがあります。それは不完全な人間が神の言葉である聖書を完璧に理解することは不可能です。ポイントは神の霊である聖霊の助けをいただくことです。聖霊の助けによって聖書が教える意味が理解でき、さらには自分の人生に適用することができます。

◆聖書を読む時、必ず聖霊の助けを求めなければならない理由は、聖書は聖霊によって動かされた人々が、神の口から出たことばを記録したものだからです(第二ペテロ1:21)。パウロによって書かれた書簡も、神ご自身が聖霊を通してパウロを感動させ、記録させたものです。聖書の読者である私たちは、パウロの見解や個人の主張として読むのではなく、神のみこころを教えてくださいと願う姿勢で読むことが大切です。

◆聖霊の助けをいただくためには先入観を捨てなければなりません。ある人は聖書の一箇所、または単語を引用して自分の信念を主張、弁明しますが、それは聖書を正しく読む姿勢ではありません。時々このような人が信仰的に見えるかもしれませんが、それは神の言葉である聖書を自分の主張を押し通す道具としているにすぎません。聖書を使って自分好みに生きる横暴な様です。

◆聖書を読む時は文脈に沿って読み続けましょう。好きな箇所、同じ箇所、全然手をつけない箇所と分けて読むことは適切な方法ではありません。「神さまが何を伝えようとしておられるだろう」という素直さが「聖書を見る目」を大きく開いてくれます。そうすると聖書が自分に示される読み手となることができます。聖書を著したのと同じ聖霊が、読む私たちにも働いてくださいます!

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