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「聖書通読の方法」

執筆者の写真: 大塚 史明 牧師大塚 史明 牧師

◆新たな年が始まりました。さまざまな姿勢や取り組みをリセットするチャンスでもあります。ここでは聖書通読について記します。聖書は旧約929章、新約260章の合計1,189章があります。それを一年間365日で割ると3.25・・・となり、一日3章(時に4章)読んでいくと一年で聖書全巻を読むことができます。これは決して無茶な量ではないですね。しかし、計画的に進めないとやり遂げることが難しい量でもあります。毎日コツコツ続けることが聖書通読の最良の方法です。受付にいくつか聖書通読表を印刷したものを置いておきますので、ぜひご自由にお持ちください。

◆緑の用紙は聖書を順番に読み進め、読んだところを塗りつぶすパターンのものです。人間は目に見えて成果があるとやる気を保つことができるそうです。その点で、この用紙はやった分が一目で分かり、ゴールまでの量も明確になるのでおすすめです。今年、私はこの用紙で取り組みます。

◆青い用紙は聖書を歴史順に読んでいくものです。ある書物の途中で別の書物が入ることもありますが、聖書各書がぶつ切りではなく、互いに組み合わさっていることを知るためにも有益な方法です。

◆白い用紙は聖書をジャンルごとに読むもので、曜日ごとに聖書個所が変わります。ちょっと油断すると何を読んでいるのか迷子になってしまうこともありますが、マンネリ化を防ぎ、かつ全巻を読み通すのに有効な一つの方法です。聖書は文学としては律法(モーセ五書)、歴史書(ヨシュア記など)、諸書(詩篇など)、預言書(イザヤ書など)、福音書、書簡(新約の手紙)に分けられます。さらに主を知り、主に近づき、主と親しくなり、主との交わりを持つために、ぜひ聖書通読にチャレンジしてみましょう。

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