◆福岡に異動して一ヶ月が経過しました。理事会からの打診があったのが昨年11月。めぐみ教会で奉仕したのが12月。以来、双方の教会の手続きを経て、4月にこちらに迎えていただきました。東北から九州の距離感もそうですが、土地や文化、人の違いも相当あるのだろうと想像しつつの異動でした。先月のイースター時にもお話いたしましたが、めぐみ教会でのストレスはまったくありません。その逆に、迎えてくださったみなさんにとっては相当な負担なのかもしれません!◆これはひとえに、めぐみ教会のみなさんが祈って迎えていただいたことによります。その点、牧師とその家族は幸せだなと思います。手続きや事務的なことだけで異動や教師の交代を受け入れるのではなく、神の家族として顔を名前を覚えて祈ってくださり、顔合わせ当日から私たち家族はそれぞれの名前で呼んでいただきました。それは、私たちの人柄や波長が合うからという理由ではなく、みことばの教師としての尊敬を込めての歓待です。私たち家族にとっては身に余る歓迎ですが、同時に、それに甘えてばかりではならないと身を正す思いを抱きました。◆昨冬に来たときには、私が「よそ行きの顔」をしていたかもしれませんよ・・・・・・ただ、これから私たちは泣いても笑ってもこの時代、この地に建てられたキリストのからだをともに形成する有機的共同体です。一人たりとも、欠けてはならない存在です。私たち一家が天国のような歓迎を受けたこの福岡めぐみ教会で、ここにおられる一人ひとりがそれと同じ歓待を常に受け、互いを支え、幸いをかみしめながら、福音に浸りたいと願います。
着任後の1ヶ月
更新日:2022年8月12日
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