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エペソ書の紹介

執筆者の写真: 大塚 史明 牧師大塚 史明 牧師

更新日:2022年8月12日

◆礼拝でエペソ人への手紙をご一緒に学んでいます。聖書に含まれている各書物には文学のジャンル(歴史書、詩歌、預言書、福音書、手紙等)、書き手と受け取り手、内容等がそれぞれに違うので、特徴や全体像をつかみながら読み進めていくと理解の助けになります。エペソ人への手紙は「獄中書簡」と呼ばれ、パウロがおそらく使徒の働き28章の最後にローマで番兵付きの家で軟禁されていた期間に著されたものとされています。同時期に書かれたものとして「ピリピ人への手紙」「コロサイ人への手紙」「ピレモンへの手紙」があります。獄中にいるパウロから、それぞれの地域の教会、またピレモン個人へ宛てた手紙を、今日の私たちが読むことの意味。聖書は一時代に封じ込まれず、いにしえから現在、また将来にも通用するもの。「主のことばは永遠に立つ」(イザヤ40:8、Ⅰペテロ1:25)と教えている聖書の不滅さに気づかされます。◆パウロによる手紙は神学的な理解が求められるものでもあります。それは、私たちがあずかった救いの信仰をより深く知り、ますます主を愛するようになるためのみことばの理解です。エペソ1章の始まりでは特に「神の選び」について整理しておくことが重要です。神の選びについて聖書から取り上げることができるのは、①誰も自力で救いに目覚めることはできないこと、②誰もみことばを伝えられ、聞くことなしに救いにあずかることはできないこと、③誰も神に選ばれているのは誰なのかは知り得ないこと、④それゆえ恐れずにみことばを語ること、です。みことばを聴けるのは恵みです。 「リディアという名の女の人が聞いていた・・・主は彼女の心を開いて、パウロの語ることに心を留めるようにされた」(使徒16:14)

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