◆私たちの信仰に「レベル」があるとしたらどうでしょうか?Aさんの信仰と私の信仰を比べる、となると窮屈な気がします。ただし、ここではそうした他者との比較ではなく、自らの信仰のレベル(深さや高さ、広さ)を探ってみてはどうかと分かち合うことにします。
◆クリスチャンは「神を信じる者」です。単に神がいるか、いないかは最初のレベルかもしれません。しかし、聖書を読んでいくと神の存在を信じる、神などいないと信じるという側面以上の世界を示しています。聖書の冒頭では「はじめに神が・・・」とありますが、それは神がおられることを説明するものではなく、すぐに「天と地を創造された」と続いていることから、「創造主である神」を提示しています。神の存在を示すことだけでなく、どのような神であるのかが語られています。そして、このような神の側面・属性・ご人格を知ることが、私たちの信仰を豊かにしてくれます。「○○の神」を信じている、と神についてどれだけの知識を蓄えているでしょうか。祈り始めるときには、「あ」から始めて「い・う・え・お」と50音・50種類の言葉をもって神に呼びかける訓練をしてみるのも、信仰の成長、励ましとなります。
◆少し、一例を載せてみます。「あ:愛の神」「い・いのちを守られる神」「う・うるわしい神」「え・永遠の神」「お・雄々しくあれと語られる神」・・・できましたらそう表現している聖書箇所を探したり、開いたりしながら発見してみてください。さらに言葉探しだけでなく、そのご性質を本当に保持しておられるお方が私たちの信じるべきお方、信じていてよいお方なのだと考えると、神はなんと素晴らしいお方なのだろう、神を知ることはなんと楽しいことだろうという喜びが湧き上がってきます!!
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