◆礼拝ではエペソ人への手紙を学んでいます。詳しくいえば「エペソにある教会の信徒へ」ということになります。また新約聖書の時代からおよそ300年間はいわゆる「教会堂」「大聖堂」は造られていませんから、それぞれの教会は「家の教会」であったことがわかります。そう考えると、「エペソ人への手紙」▶「エペソにある教会への手紙」▶「エペソにある各家の教会に集う人々」と噛み砕くことができます。さらには、完成した66巻の聖書は不変の神の言葉であり、普遍の価値を有するものですから、これはそのまま「福岡にある教会」▶「福岡めぐみ教会」▶「福岡めぐみ教会に集う一人ひとり¥」▶「あなた」に向けた手紙であると受け取れます。その差出人が神ご自身なのですから大変名誉なことですね。心して語ることができるよう、牧師のためにもお祈りください。
◆さて、表題の「教会ってだれなんだろう!?」の答えがおのずと導かれてきました。そうです、「教会ってあなたのこと」であり、「教会って自分のこと!」なんですね~。このことにうなずけると、教会での過ごし方が変わります。教会の見方が変わります。教会でともに過ごす人への接し方が変わります。たとえば、掃除が行き届いていない箇所が気になるとします。そのときに「もう、掃除していないのは誰だ」とか「最近たるんでいる」と批判的になるのであれば、その相手はだれか他者ということになります。
◆しかし、そういった場面で「あ、自分がすればいいんだ」「自分が気づけてよかった」と思い、行動できるならそれは素晴らしいことです。なぜならば、そこには「教会=私」という一筋の道がくっきりと現れているからです。ぜひ、それぞれに「教会って私のことなんだ」と嬉しい使命感を受け取り、ともに建てられ、組み合わされ、成長し、築き上げられたく願います。
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