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執筆者の写真大塚 史明 牧師

「新たな年が始まる」

◆主の年2023年、明けましておめでとうございます。主の恵みがお一人おひとりに豊かに注がれますように。今年もこの欄では神を知る、教会に生きる、クリスチャンとして生きる、聖書から見る時事問題等に対して有益なコラムになるよう目指して綴ってまいります。お目通しくださいますようお願いします。

◆年が新しくなることは、私たちにとってチャンスでもあります。古いことや引きずってしまうことに区切りをつけ、新しい一歩を踏み出せます。赤毛のアンは養母のマリラに「明日がまだ何の失敗もない新しい日だって考えるのはとっても素敵じゃない?(Marilla, isn’t it nice to think that tomorrow is a new day with no mistakes in it yet?)」と嬉しそうに話しかける場面があります。原罪(original sin)を除けば、まだ一つも罪を犯していない新しい日がやって来るとも言えます。それはただ主の恵みです。主の前に新たな年を始めるならば、それはある意味過去を切り離してスタートが切れることです。主が私たちに与えようと望んでおられるのは重荷を抱えたら絶対におろせない人生ではなく、日ごとに新しくされていく人生です。

◆新たな年で計画を立てようと考える方もおられるかと思います。以下を参考になさってください。 箴言16章1-4節を開いてみてください。要点は①人は計画を立ててこそ物事をしっかりと進めることができる、②安全で、正しい計画は神の計画である、③まずは白紙のスケジュールを神に差し出し、神の計画を埋めてもらうとまとめられます。自分の計画を差し出すよりは、神に聞くこと(たとえ、それに時間がかかると分かっていたとしても)です。聖書を神の声として位置づけ、素直な心で読み聞きしましょう。その声は、時にはか細いものですから、静まる必要があります。また、暗唱することも助けとなります。

●私個人の取り組みは、祈りの手帳を作ることです。メモ書きでためるのではなく、情報カードに祈りの課題、みことば、答え等を記録し主が生きておられることと祈りの確信を深めたく願います。

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