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福岡めぐみ教会

日本同盟基督教団

「次の教会の姿(19)」

◆先週は使徒の働き2章から初代教会のすがたを学びました。改めて、聖書に記された教会のモデルの骨子を学び直すとともに、新鮮さを覚える個所でもありました。この「新鮮さ」はそれだけ歴史なり現代の教会がそこから離れているということなのかもしれません。「フツーの教会」「教会ったこうあるべき」「これが教会だよね」との常識を今一度、みことばと聖霊によって刷新していただきましょう。

◆初代クリスチャンたちは「毎日」「宮」「家々」で集まり、聖書の教えを守り、交わりを持ち、それぞれの必要に応じて分け合い、パンを裂き、祈り、神を賛美していました。水曜の祈祷会で分かち合ったとき、私に迫ってきたのは「毎日」という言葉です。彼らは毎日集まりました。それは規則や決まりではなく、そのように彼らの心が動かされたからに他なりません。神の子どもとされた者同士、顔が見たくて仕方がない、一目でも見て祈りたくて仕方がないのが毎日続いていたようです。これから私たちが「毎日」集まるようにするのは難しいかもしれませんが、ぜひこの初代クリスチャンたちの熱量をいただいてみるのはいかがでしょうか。

◆具体的には「会堂」や「集会」以外の教会のすがたです。初代教会は宮だけ、礼拝式だけ、聖餐式だけに教会活動を制限していませんでした。それ以外の時、機会、場所、集い、交わりを持っていたことが「毎日」「家々で」という個所が教えていることです。

◆前任の入江師夫妻は、登校前の子どもたちを祈って送り出したという(歴史的な!)記事を、教団機関紙等で幾度か拝見しました。他にも自宅で登校前に近隣の子どもたちを祈って送り出した方がおられたことも聞きます。公園で、駅で、家で、ちょっとした交わり、祈りのときを持ってみる。会堂外や集会以外に兄弟姉妹の交わりを持つことをイメージしてみてください。既存意識が良い意味で改革され、新たな視点、行動が与えられるのではないでしょうか。すべては主の恵み!!

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◆教会の使命は「福音宣教に生きる」ことです。主なる神は、この地上に教会をお建てになりました。それは「神がご自身の血をもって買い取られた神の教会」(使徒20:28)であり、「私たちはキリストに代わる使節」(2コリント5:20)であり、「使節の務めを果た」(エペソ6:20)すために、「世から選び出し」「世に遣わされ」(ヨハネ17:6、18)た存在です。これは聖書に書いてある理想的な教会のすがたのように

◆6月からスタートした英語クラス。現在は7クラスあります。特筆すべきはそのうち1クラスだけが教会堂で、その他6クラスは会堂外で開催されていることです。これは歴史的な一歩と呼んでも大げさではありません。6クラスのうち2クラスずつが宣教師宅、あとは1クラスが信徒宅、1クラスは生徒宅(!)です。主がアンバリー、ローレン姉を送ってくださり、案内トラクトが作成され、配布され、祈って迎えた英語クラスをこのよう

◆先週木曜のお出かけエステル会は唐津へ足を延ばしました。昨年来、何度か唐津城には訪れたことがありましたが、今回はほかならぬエステル会の姉妹方をお連れするので入念に下調べをして臨みました。すると、思わぬ歴史が埋まっていました(私が不勉強なだけなのは差し置きましょう)。唐津はかの二十六聖人がたどった地だったのです。国外宣教師6名、日本人修道者(献身者)20名が1597年2月5日に長崎にて殉教しました。

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