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執筆者の写真大塚 史明 牧師

「福音を聴き続ける」

◆すべての人に必要なものとは何でしょうか。食べ物、楽しみ、人生の意味、よりどころ、経済的基盤、教育・・・さまざま思い浮かぶことです。もし、ひと言で表すとするならそれは「福音」です。まさに、今年の教会テーマですね(しつこいくらい繰り返しますよ、大切なことなので♪)。では、どんなときに福音に生きるのでしょうか。実は、すべての局面、あなたがどこにいても、何をするにしても、福音はその必要を満たしてくれます。

◆(まだ)クリスチャンではない人にとって、福音は次のように働きかけます。私の人生の目的は何だろうか―それは神の栄光を現すこと。この世界はどのようにできたのだろうか―創造主であるわたしが造ったのだ。私は誰にも必要とされていない気がする―わたしの目にはあなたは高価で尊い。あなたの究極的なよりどころはわたし(主なる神)だよ。孤独や不安感に支配されてしまいそうです―わたしがともにいる。決して離れないし、見捨てはしないからね。

◆クリスチャンである人には、福音は次のように語りかけます。私は救われているのだろうか―十字架のみわざを見なさい、罪の赦しは完全に成し遂げられている。信仰が成長しません―教会の交わりや仕えることをやめないでごらん、わたしがあなたをそこに遣わしているのだから。どうしていいか分かりません―聖書を開いてごらん、わたしがあなたの行くべき道を示しているから。

◆これらは一例ですが、福音は私たちの人生、日常生活、喜怒哀楽にも伴い、神の知恵や恵みを注いでくれます。人間が作りだした宗教や教えはあなたが神に到達するように励むことを教え説きますが、福音はすべての人が救われるには、主イエスを信じることのみを要求します。それは、あなたの救いのために必要なことのいっさいは主イエス・キリストがしてくださったからです。「ここまでおいで」とあなたを叱咤激励するのではなく、「ここまで来たよ」とあなたを招き入れる呼び声を福音といいます。

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