今週の表題「みことばで呼吸をする」は福岡に赴任して以来、妻がしきりにつぶやいている言葉です。福岡めぐみ教会に集うお一人おひとりが聖書を読むこと=主の声を聴くことを大事にし、よく取り組み、よく分かち合う様子を知ってのことです。息を吸い込むようにみことばに触れ、息を吐くようにみことばに忠実でありたい。それがまるで「みことばで呼吸をしている」ように妻の目には映ったようです。聖書通読も決して比較や自慢のためではなく、いつも私たちに語りかけてくださる神ご自身ともっと交わりたい、よく知りたいという霊的な渇望から生まれてくる行動です。エステル会も聖書通読の分かち合いがありますが、主との個人的な交わりをシェアすることで、互いの励ましになっています。何よりも、主から教えられているその人の姿は凛々しく輝いて見えます。人は、神の言葉によって造られ、「その鼻にいのちの息を吹き込まれ」(創世記2:7)人は生きるものとなったとあります。みことばを取り入れることは、まさに神と息の合ったパートナーとしてこの地上に置かれた私たち人間の使命の出発点でもあります。そして、神の口から出る一つ一つの言葉によって生きる(マタイ4:4)ことは、本来の生き方を教えてくれる霊的な糧となります。5月の「主との交わり」が完成し、それぞれの週報ボックスに入っています。毎日聖書に触れ、祈ることで霊的な生活、人格形成を確立し、個人的な成長のみならず、教会の健やかさ、聖さ、さわやかさ、晴れやかさにも寄与する者でありたいと願います。
みことばで呼吸をする
更新日:2022年8月8日
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