top of page

「礼拝式順の意味と英訳(その4)」

更新日:5月23日

 今回は「悔い改めと罪の赦し」です。これが礼拝の前半に配置されていることにも意味があります。礼拝は、神が主催者となり、神の民を呼び出してくださることから始まります。その神の前で、礼拝者はどのような存在であるのかを認識するのが「悔い改め」です。

 全知全能の神は、私たちの一挙手一投足もご存知です。このことを真剣に考えるとき、私たちは神に対する正しい姿勢を取らなければなりません。完全な聖であり義である神の御前に出ることは、恐ろしいことでもあるからです。私たちが何か悪いことをした場合、それを知っている人の前で堂々とふるまうことは難しいように、なるべく早く罪責感を解き放ちたいものです。しかし、罪は相手に赦されるまでその荷は軽くなることがありません。まさに「私が黙っていたとき 私の骨は疲れきり 私は一日中うめきました」(詩篇32:3)という状態です。

 その罪が赦される第一歩は「告白」です。罪を明らかにすることには大変な勇気が必要ですが、何と神は私たちが罪を告白するのを喜んで聴いてくださるお方です。全知全能の神の御前に出るとは、私たちの隠れた罪をも知っておられるということですが、そのお方がなんと、私たちを礼拝に招いておられるのです。私たちが心の扉を開けて交わりを持つことを神は心待ちにしておられるのです。この神の愛とあわれみを知るとき、私たちは礼拝にあずかる幸いを感じるようになります。「礼拝に行かなければならない」から「礼拝をしたい」へ思いが変えられます。なぜなら、私たちが礼拝する神は罪の重荷を解き放ってくださる唯一の方だからです。罪は私たちに漠然とした不安、死への恐怖、自分の存在の否定など負のオーラをもって迫ります。次のみことばは真実です。「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます」(1ヨハネ1:9)

最新記事

すべて表示
「礼拝式順の意味と英訳(その6)」

今回は「報告/announcement」から記します。礼拝順序に絶対はありませんが、現在は礼拝の半ばに位置しています。意図としては、ともに礼拝をささげる者たちを知るため、教会の交わりとして報告を大切にしているためです。報告内容は、新来会者の紹介、教会の行事報告や計画、教会員...

 
 
 
「礼拝式順の意味と英訳(その5)」

月替わりで行う「十戒」「使徒信条」「悔い改めと罪の赦し」に続いて、司式者が祈りを導きます。礼拝開始の祈りは、まず主なる神をたたえ、次に、神に受け入れられる礼拝をささげることができるように祈ります。そうです、私たちの意識はまず「礼拝を受ける」ではなく「礼拝をささげる」ものに定...

 
 
 
「礼拝式順の意味と英訳(その3)」

前回までに礼拝(worship)、前奏(prelude)、招詞(invitation)まで見ました。この続きは神を礼拝するために呼ばれ、集めれた私たちが、具体的に何をしていくのかになります。福岡めぐみ教会ではここで賛美をささげます。賛美はhymn(おもに伝統的な聖歌)あるい...

 
 
 

Commentaires


福岡めぐみ教会

日本同盟基督教団

Fukuoka Megumi Church

日曜礼拝

 歓迎主日礼拝 10:30am-12:00pm

お問い合わせ

〒819-0041
福岡県福岡市西区拾六町1-22-19

メールはこちら

​電話番号は0922042386

© 2014 by Fukuoka Megumi Church. Proudly created with Wix.com

bottom of page