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「ただ主に栄光!教会のSDG」

 いっとき、さかんに「SDGs」の言葉や文字を見聞きしました。今は浸透したのか、少し落ち着いている印象ですね。これは英語(Sustainable Development Goals)の頭文字を取ったもので「持続可能な開発目標」の意味。2015年に国連サミットで決議された目標の総称で貧困や飢餓、ジェンダー平等や環境、教育や福祉といった世界的な問題や課題を国際社会全体で解消していく取り組みで、期限は2030年までです。あと5年です。人類の問題の解決に向けて積極的な姿勢を持つことを略語やデザインで周知させています。

 実は教会にも「SDG」があるのをご存知でしょうか。教会のSDG(Soli Deo Gloria)は「ただ神のみに栄光を」で、元はラテン語になります。宗教改革を契機に使い始められましたが、大衆に浸透したのは20世紀に入ってからです。教会音楽家のバッハは、ほぼすべての楽譜に自筆で「Soli Deo Gloria」とサインしました。彼が作曲したものが自分の名誉や功績のためではなく、ただ神の栄光のため、神をほめたたえるために用いられるようにと願ってのことです。「すべては主の栄光のために」。これがSoli Deo Gloriaに込められた意味であり、信仰の告白です。

 もう少し詳しく見ると、この「神のみに栄光を」は神だけにというよりも、「唯一の神に」というニュアンスに重きがあります。神さまが本物であれば、それはただおひとりです。神さまが複数いればどれかはニセモノになるからです。これは数の問題ではなく、真偽を問う質の問題です。私たちの信仰や賛美も、なんとなく神さまにささげるのではなく、ただ唯一まことの神だけに向けられるべき。世界中でただお一人、唯一まことの神さまだけが礼拝され、賛美されますように。私たちはこのSDGを強く全世界に広めたいと願います。

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