「イースターを祝う」
イースターは、十字架にかけられて死に、葬られたイエス・キリストが、三日目に墓を打ち破り、死に打ち勝ち、復活したことを記念する日です。クリスマスが「誕生」を祝う日であるなら、イースターは「永遠の命と希望」を確信し、お祝いする日です。イースターは毎年日付が変わります(移動祝祭日)。「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と定められていて、今年は本日4月5日です。ちなみに、2027年のイースターは3月28日です。
イースターといえば、カラフルに彩られた「イースターエッグ」や「ウサギ」(卵をカゴに入れて運んでくる役目や多産・繁栄のシンボル)が象徴的です。動かない卵の殻を破って新しい命が誕生する様子は、キリストの復活を想起するのにふさわしいとものとして採用され今に至るようです。◆キリスト教会はいわゆる異教の祭りを自分たちの暦に取り入れて聖書的に祝うことに積極的に取り組んできました。このイースターやクリスマスも、もともとは他の宗教の祝祭日でしたが、それにキリストの意味を持たせて記念し、祝ってきました。このあたりにも、この世と分離するのではなく、積極的に福音の意味づけをして宣教していく姿があるように思います。単にこの世と分離、対立するのではなく、文化や習慣に福音のしらべを乗せていくことはたくましく、賢い宣教の生き方だなと教えられます。これは私たちが冠婚葬祭の場に招かれたとき、また普段の付き合いなどにもヒントがあるような気がします。◆そして、イースターの本質は、単なる歴史的な出来事の記念ではなく、どんなに暗く困難な状況(死や絶望)があっても、必ず光り輝く新しい始まり(復活)が用意されているという「希望」です。Happy Easter!皆さまに、言葉で表せない素晴らしい復活の恵みが注がれますように。


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