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「クリスマスに生まれた方」

 クリスマス、おめでとうございます。本日はようこそ福岡めぐみ教会の礼拝においでくださいました。歓迎いたします。「クリスマス」は二つの言葉が合わさったもので、分解すると「クリス=キリスト」+「マス=ミサ(礼拝)」となります。それで直訳としては「クリスマス=キリストの礼拝(キリストを礼拝する)」です。聖書にある主イエスの誕生記事には、東方の博士たち、羊飼いたちがこぞって生まれたばかりの主イエスを礼拝しています。博士らはひれ伏して宝物をささげ、羊飼いたちは賛美をささげています。これがクリスマスの原形です。はたして、今の世界にこのクリスマスの姿や祝い方がどれだけ見られるでしょうか。

 クリスマスに生まれた方、イエス・キリストについても記します。これも二つに分けることができ、「イエス」は当時の男性に付けられる名前で、「キリスト」は油注がれた者=メシヤ=救い主という称号です。油注ぎは、王や祭司の職に就く際にそのしるしとして注がれました。姓と名ではなく、「メシヤであるイエス」と呼んでいることになります。その「イエス」とは、御使いがヨセフとマリアに「その名をイエスとつけなさい」と命じられたものです。その意味は「神は救い」です。当時は珍しい名前ではなく、たとえば使徒の働きには「バルイエス(イエスの子の意味)」という魔術師が登場します(13:6)。旧約聖書では「ヨシュア(イェシュア)」です。これもヨシュア記の人物をはじめ、その他大勢が同じ名を持っていることが分かります。いずれも、イスラエル民族にとって一般的な名前でした。 

「イエス・キリスト=イエスは救い主である」とそのままで信仰の告白になる呼び名が、すでに新約聖書の時代から定着していました。聖書からイエスを知ることが救いにつながっていくのですね。

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