top of page

「次の教会の姿(21)」

◆日本は「恥の文化」と言われます。自分の特徴は他人が一番よく知っているように、日本人の特徴も外国人による著書や指摘によって気づかされることも多々あります。「菊と刀」(1946年、’48年訳書)を記したルース・ベネディクトがそうでした。彼女による日本人の描写は鋭いものがあります。「彼ら(日本人)はときに忠実で、ときに不忠実・・・ときに勇敢でときに臆病・・・ときに従順でときに反抗的である」。これにふれるとき、いつも日本人クリスチャンも同じ特徴を持っていると思います(自分を含めて)。そして日本人の本質は「恥の文化」という定点とも言える視座を記しました。

◆「恥」は世間や人様(ひとさま)を意識して初めて出てくる感覚です。その土台は江戸時代の封建制度「士農工商」によって築かれ堅固にされたと考えてられています。また、それ以前に「五人組」が豊臣秀吉によって始まっていて、日本人は「お互いを監視する」という役割、生き方を植えつけられていました。キリシタンがいれば密告し、犯罪者が出れば組の中で罰し、年貢が不足すれば組内で負担しきっちり納めるようにしました。こうして、日本社会は互いを監視し合う、人様に迷惑をかけてはいけない、人目が気になる、恥ずかしくないように・・・という資質が自然に 備わってきたことは、たびたび社会学者や歴史家が指摘しています。

◆この「他人に見られている」という世界観は、ネガティブな見方もできますが、それとは反対に「人が見てくれている」というポジティブな見方もすることができます。私がそのことに気づかされたのは3.11の東日本大震災の支援活動からでした。津波被害地区は過疎、高齢化の進んだ閉鎖的な地域です。しかし、そこで活動するクリスチャンのすがたを地域の人々はちゃんと見てくれていたので、徐々に距離が縮まり、信頼関係を築くことができました。「民全体から好意を持たれていた」(使徒2:47)にも通ずる人の目の良さも意識したいものです。

最新記事

すべて表示
「本日のゲスト:朝岡先生のこと」

人生に「戦友」という存在で思い浮かべる人がいるでしょうか。同志の友と言い換えてもよいかもしれません。本日のゲスト、朝岡勝先生は私にとっての戦友です。「友」と呼ぶのは一方的な言葉選びにすぎないのですが、とにかく朝岡先生がいて幾度も道を正され、力を受け、知恵をいただき、また心解きほぐされる経験をしてきました。  私が先生とお近づきになれたきっかけは2011年3月11日に起きた東日本大震災です。当時の私

 
 
 
「神を忘れてしまう性質」

先週の水曜、朝起きると足に違和感があり、歩くのに一苦労しました。少し変だと思いつつ、休む方が悪化すると考え、その日は努めて普通に過ごしました。転倒やぶつけた事象はないので、どうしてそんなに足が痛むのか分からずにいたのですが、その夜妻がひらめいて「あなた、痛風じゃない?」と言いました。そういえば、以前からある数値が高く、健康診断でも医師から注意するように言われていました。特に、妻は私の食事や運動、栄

 
 
 
「犠牲と奉仕」

10月は教会で取り組む行事が続きます。今週土曜はいよいよ本田路津子さんコンサートです。見えるところ、見えないところで祈り、備えをし、仕えておられる兄弟姉妹の結晶です。このために駆けつけてくださる本田路津子さん、中垣牧師の霊性と健康、道中が守られますように。またこの機会によって救われる方が起こされますように。今回のコラムのテーマは「犠牲と奉仕」です。少しぎょっとするタイトルかもしれませんが、「犠牲」

 
 
 

コメント


福岡めぐみ教会

日本同盟基督教団

Fukuoka Megumi Church

日曜礼拝

 歓迎主日礼拝 10:30am-12:00pm

お問い合わせ

〒819-0041
福岡県福岡市西区拾六町1-22-19

メールはこちら

​電話番号は0922042386

© 2014 by Fukuoka Megumi Church. Proudly created with Wix.com

bottom of page