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「被災から考えること」

◆このコラムは1/20月曜日に書いています。この週の木曜から金曜日は能登半島へ同名教団の災害部長として行ってきます。初日は支援活動の報告と支援団体の集い、2日目は被災地と活動の見学予定です。会合がある金沢市近郊から能登半島へは2時間弱。7月に行った際にも、隆起や分断した道路、行き交うトラックなど普通の移動とは違う緊張感がありました。半島にある珠洲市、輪島市などは地震の被害そのままの家屋も多くあり、私が東北で見てきた復興のスピードよりもかなり遅いことを痛感しました。報道で、現地の方が「2024年の元日から時が止まっている」と言われていたのを思い出します。9月には豪雨被害が重なり、入居したての仮設が浸水したり、撤去されないがれきによって濁流が思わぬ地域へ押し寄せたりと二重、三重の災害に苦しんでいます。

◆教会を通して支援することは、人が見える支援の一つです。能登ヘルプというキリスト教会の活動をまとめる団体が立ち上がり、現地の教会を中心に奮闘しています。災害によって地域の弱さや痛みがあらわにされたところへ、教会は手当てや支援に赴きます。浸水家屋の片付けや修復、出来上がった(集められた)ばかりの仮設住宅のコミュニティ形成の助け、そこで出会う方々への様々なニーズへの応答など。冬期間は積雪と寒さによりワーク系の支援活動ができません。虚無や無力感、孤独は人々から生きる力を奪い取っていきます。かける言葉も分からない中、それでも教会の活動は続けられます。仕える福音と伝える福音を携え、隣人となり、友人となっていくのです。これは被災地もそうでない地域も同じです。福音に生きるキリスト者を主が一人でも多く起こし、力を注ぎ、世界の救いのため用いてくださいますように。

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