top of page

「震災10年後に著した記事」

2024年5月5日
読了時間: 2分

◆震災10年。「あの日、3.11から」人生を軌道修正し、明確な区切りとなった方も多いのではないでしょうか。かく言う私自身がそうなのです。私の人生は「あの日」を境に、鮮明に線引きがされています。その線は洗礼を受けたり、牧師になったりした境目よりも太い線で引かれています。思考も、生活も、価値観も変わりました。震災10年とは、被災地を思うだけでなく、自分を見つめ直す機会だということに改めて気づかされています。◆震災支援の現場で耳にしたのは、「生きる気力がなくて」「なぜあの人は死んで、自分が残されたのか」「死んだほうが楽だった」という声。正解がわかればよいのですが、ただ聞くことしかできません。そして「また伺います」と約束をし、次にも同じ言葉を聞きます。再会するたびに、そのことを繰り返してきたようにも思います。いまだに答えはわかりません。けれどひとつ言えるのは、人間はまさに「問われる」存在であり、その問いに「生き方で応える」のがまた人間なのだということです。災害の理由はわかりません。過去にも戻れません。ただ、確かなのは「あなたは、これからどのように生きますか」という問いです。◆ある本に「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです」(平野啓一郎『マチネの終わりに』文藝春秋、2019年)という一文があります。亡くなったいのちも、失った思い出も、築き上げた財産も、それまでの日々も二度と戻ってはきません。しかし、そこからいかなる日々を編むかは、未来だけでなく、過去の自分や出来事を癒やしていく貴重な作業です。震災10年。被災地を忘れず。また自分を忘れない人生を編む。それが、震災とコロナ禍以降を生きる私たち人間への投げかけです。

最新記事

すべて表示
「イースターを祝う」

イースターは、十字架にかけられて死に、葬られたイエス・キリストが、三日目に墓を打ち破り、死に打ち勝ち、復活したことを記念する日です。クリスマスが「誕生」を祝う日であるなら、イースターは「永遠の命と希望」を確信し、お祝いする日です。イースターは毎年日付が変わります(移動祝祭日)。「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と定められていて、今年は本日4月5日です。ちなみに、2027年のイースターは3月

 
 
 
「受難週を過ごす」

◆人となられた主イエスは、地上で約33年の時間を過ごされました。もともと神であるお方が天の王座を捨てて(!)人となられたのは、私たち罪人を救うためでした。実に、人の罪を背負うためにその生涯の初めから終わりまでを歩まれたのです。今、世の中はまことの救い主を知らないために、迷い、自分の価値を見失い、戦争や競争、失望に満ちています。今週は「受難週」(final week, passion week)です

 
 
 
「教会を選ぶことになったら」

異動による転居、また旅や出張先で教会を選ぶ機会があります。そんな時、どの教会に行ったらよいか分からないと不安になることもあります。牧師にお声がけいただけましたら相談や紹介の段取りができますのでご一報ください。また、次のようなことを目安にすると良いでしょう。 ①聖書が正しく語られ、聴かれているか。  教会の中心は神のことばである聖書です。今は事前にYouTubeや教会ホームページである程度うかがい知

 
 
 

コメント


福岡めぐみ教会

日本同盟基督教団

Fukuoka Megumi Church

日曜礼拝

 歓迎主日礼拝 10:30am-12:00pm

お問い合わせ

〒819-0041
福岡県福岡市西区拾六町1-22-19

メールはこちら

​電話番号は0922042386

© 2014 by Fukuoka Megumi Church. Proudly created with Wix.com

bottom of page